早崎将光 の研究紹介・研究関連技術メモの Web ページです.

WHAT'S NEW

2017-11-22
2017年11月から,一般財団法人 日本自動車研究所(JARI)に異動. 戦う武器(研究に使う道具)は,NICAM-SPRINTARS から WRF-CMAQ に変わります.
仕事の都合上,今後の業務で習得した情報・知識の一部は公開できないこともあると予想されますが, 本業と関係なさそうな部分はこれからも随時更新予定.
本webページは今後も維持 & 発展していきます. 現段階では所属を変えただけで,webの中身をほとんど変えてない.リンク切れや古い情報も多いので,要修正.

研究テーマ

1. 高低気圧・前線システムによる大気汚染物質の長距離輸送

私の研究対象の一つが, 「日本への大規模黄砂飛来をもたらす気象条件の解析」です.

  • 日本における黄砂粒子の時空間変動と気象条件との関連(山岳障壁効果による迂回,上空通過,湿性沈着, etc.)
  • 人為起源大気汚染物質と黄砂の混合状況調査

大規模黄砂時のMODIS可視画像が図1です. 図2では,図1に対応する時刻(図2中央)および前後の時間帯でのSPM濃度分布を示しています (早崎ほか, 2006, 天気 p.843-844 参照)。


図1. Aqua/MODIS による 2006年4月8日の可視画像 (30-50N, 118-143E). バンド1 (620-670 nm; red), バンド4 (545-565 nm; green), バンド3 (459-479 nm; blue), のRGB合成により作成. 画像内に斜行する不連続線は,衛星通過時刻の違いによる (左側:1340JST,1200JST).

図2. 浮遊粒子状物質 (Suspended Particulate Matter; SPM) 濃度 (micro gram / m3)分布. 一般環境大気測定局(約1500局)のみを表示. 2006年4月8日11時(左),14時(中央),23時(右).

2. 寒気吹き出し・低気圧・前線活動の長期変動

シベリア〜モンゴル・中国東北部〜朝鮮半島・日本にかけての寒気吹き出し、 低気圧活動、寒冷前線活動の長期変動(過去数十年間)は、私の気象学的興味の一つです。

早崎 将光 (Masamitsu HAYASAKI)
e-mail: hyskmsmt (at) gmail.com
http://www.hysk.sakura.ne.jp/
Researchmap: https://researchmap.jp/mhayasaki/
ResearcGate: https://www.researchgate.net/profile/Masamitsu_Hayasaki

Visitor map for www.hysk.sakura.ne.jp (see http://clustrmaps.com)